ニセコの森で薪集め

ニセコの森で薪集め
薪ストーブの薪作りと夢は小さな小屋

ニセコの森で薪集め

薪ストーブ、スーパーセブン、薪集め、軽トラ、里山

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2011年11月30日水曜日

スーパーセブン売り、車趣味に終止符。

10月初めに肝臓ガンのいきなりの宣告は今後自分の人生を考える
良い機会になった。

前々から60才でセブンを離そうか考えていたのが今回の病気で即断即決
不思議な物で売ると公言しないにもかかわらず数名欲しいと言われ
前から名乗りを上げていた30代半ばの方に譲りました。
年齢から今後セブンで人生七倍楽しむ事に期待です。

約25年程セブンを楽しみ、それなりに貴重なパーツも散在するのが
嫌なので多くのパーツもセブンと一緒に譲りました。

セブンは本当に楽しいスポーツカーです、昨年一人で稚内に行ったとき
天塩海岸でガスかかった所を走った時は単発飛行機はこんな感じかな、と
今では良い思い出です。

私の趣味は他にも有るのでそちらを今後楽しみます、それにしても
まずは健康を取り戻したい。

ドブレの煙突掃除2本

今日は朝から天気が良いので煙突掃除です。
病み上がりですが年一度の欠かせない1時間程の作業。

特に自宅使用のドブレ640CBは私の居間スペースでは大きすぎ
いつも絞り気味でガラスが何時も煤けてます。
この煙突が一番気がかり


店舗で使っている500Gは優秀なストーブで一番絞っても
結構良い炎で燃えてます。

来年は640CBと500Gの入れ替えも考えてます。
自宅の冬期期間は24時間フル稼働なので500Gが小さな住居スペース
には良いかも?
店舗で640CBを焚くと本来の性能が出せる確信が有ります。


2本ある煙突掃除は慣れるとそんなに大変な作業では有りません。
高い所が苦手でも屋根から見渡す景色にしばし我を忘れ、少しうっとり。


やはり自宅使用の640CBの煙突はかなり煤が出ました
店舗使用の500Gはさほどではなくストーブの焚き加減で大きな違いが有る。


作業の後は長椅子で痛む傷口をさすりストーブの炎を見ながらうたた寝。

2011年11月29日火曜日

9月のニセコで持ってきた玉切りを割る

前から気になっていた玉切りの薪割りを少々しました。
ニセコで35cm~40cmに玉切りしてそのまま放置していた薪です。


術後のリハビリと考えての作業ですが体力低下で直ぐに疲れ
昼ごはんをはさんで3時間ほどで今日はお終い
結構溜りました。


80kgほどある電動薪割り機を出し入れするだけで大変ですが
これもリハビリと思い作業した後は傷口周辺がズキズキ痛みます。


200V 8ton パワーの電動薪割り機は乾燥が有る程度進んだ薪には
強力で全て快音立てて割れました。

2011年11月22日火曜日

ひと月の入院、その後

10月初めに強烈な痛みで病院に行き肝臓ガンが見つかり
入院ひと月程で家に帰る事が出来ましたが、
その時の事を思うと2、3日で痛みも消えてます病院に行かなかったら
来年には取り返しがつかなくなり
秋にはこの世をバイバイしていたと思います。

診断書でステージIIIと書かれていて13cmも大きなガンは深刻でした
また術後肝臓は半年で8割元に戻ると聞かされています。
幸いタバコは27歳の9月15日に脱サラで商売は始める願掛けで止めました。
それ迄は両切りピースを1日70本のヘビースモーカー

今回はタバコを吸っていなかった事が他の臓器に
転移していなく手術可能が不幸中の幸いでした
他に転移をしていたら手術出来ず抗がん剤治療と医者がはっきり言いました。

これからの生活はガンの再発をしない様な生活は手洗い、うがい、歯磨きの
徹底と食事を気をつける事でしょうか。

大々的に切られた傷跡は徐々に痛みも和らいで来ています
退院後始めての外科外来でアイソトープ、CTの検査は異常が見つからず
 医者からは薬無し、食事制限なし、運動制限なしと言われました。

来月からは肝臓内科の予約が入っています。
今回の入院で家族を始め多くの友人に励まされたのは沢山の元気をもらいました
また厚生病院の看護婦さん方々の献身的看護は大変頭が下がります。

皆さん本当に有り難うございました。

突然のガン宣告で入院していました。⑤

二日間のHCU(ハイ・ケア・ユニット)から病室に車イスで戻され
その後の一週間が大変でした。

脊椎の硬膜外麻酔で手術後の痛みは無いがデメリットでは
吐き気、頭がボーとしてやたら眠たい、症状を見て硬膜外麻酔は
外されましたが、食欲も無く24時間の栄養点滴が1週間続き
何とか口から食事が出来ると体力が少し戻り、 栄養点滴も外された。

尿道の管はすぐに外されましたが腹と胸からのドレーンはそのまま
両方とも結構な体液が出てます、最初外されたのが腹のチューブ
ドレーン外された後も結構な体液が出てひどい時は2時間ごとの
ガーゼ交換は夜寝れない日が続いた、看護婦さんの献身的看護には
頭が下がります。


胸のドレーンで呼吸がうまく出来ないので三日程酸素吸入でした
1週間後胸のドレーンが外され呼吸が楽になり体から点滴も
後暫くでなくなり体力も日一日と回復するのが実感した。

傷口の痛みは1日3回の座薬、暫く夕方から微熱が出て痛みが増した。
尿は車いす専用のトイレに自分専用の目盛がついたビニール袋 に溜めます
私の場合1日約2Lほどでした、蓄尿は退院直線迄続いた。

入院から少しづつ体重が落ち20年ぶりに68kgに落ち着くもう3kgほど
落としたい。

2011年11月20日日曜日

突然のガン宣告で入院していました。④

手術の決まった翌日から3階の病棟に移り手術日を待ちます
楽天的な性格なのでガンの事も余り考えず夜もぐっすり眠れました。

手術日は朝の9時に看護婦さんと家族が一緒になって歩いて行きます
手術室のドアで家族と別れ手術室へ入り口で病名、名前の確認後
 いよいよ手術室へ、そこは大きなミントグリーンの空間、もう逃げられません。

最初ベットに寝かされ背骨へ硬膜外麻酔、その後口にカップをつけられ意識が
無くなりました。

看護婦さんが終わりましたよ、と遠くで 聞こえた瞬間頭の中で夢を見ました。

両脇が小高い丘で一面にグローバーのグリーンと中央の平地は奇麗な黄色い
花が咲き、全身ベージュの鷹になった自分が何故か左後方、丁度左肩側から
自分で自分を見ている感覚です。

その鷹が遠く光りに向って飛んでいる姿が一瞬頭をかすめ我に返りました
今迄見た事が無い奇妙な夢。

麻酔を醒ますため1時間程手術室で待機、傷の痛みは有りません。
手術室を出ると家族がマスクをして心配げです、
その後HCUの集中治療室で体中検査器具、点滴、両足にはマッサージ機
などで二日過ごします、殆ど寝れなかった。
両足にはマッサージ機の音と喉の渇き(水は飲めません) でうがいだけと
結構きつい二日間でした。

後日談、手術後見せられた肝臓50%はテッシュボックスほどの大きさで
家族はビックリした様です。
悪性リンパの転移も見られず手術時間は3時間半と予定より2時間程
早く終わったと告げられました。

2011年11月19日土曜日

突然のガン宣告で入院していました。③

 入院して一番の楽しみは3度の病院食です
食事時間は正確です、運動しないで寝てばかりなので空腹感は
余り無いですが出された食事は全て食べました、日頃薄味なので
早々塩っぱく感じるおかずも有りましたが割と美味しかった。

手術前の検査で残っている検査が大腸カメラ、この検査はまだ
した事が有りません。

二日前の夜から絶食、前の日の朝から2Lの下剤は一見ポカリスエット
ですが飲みづらい液体、2時間以内で飲む指示です。
次の朝迄には下剤のおかげて準備万端

大腸カメラ検査では腕に軽い麻酔をして5分程でした、
拍子抜けするほど簡単で取るほどでない小さなポリープは
来年の検査迄お預けです。

二日置いて最後の検査、前立腺は尿道に造影剤入れてレントゲンです
造影剤が結構痛く尿道が切れたらしくパンツが真っ赤っか
二日ほど血尿で結構痛いが徐々に直った、恥ずかしいので
看護婦さんには 黙っていました。
検査結果は正常、加齢に伴い気をつけるようにとの事です。

2011年11月18日金曜日

突然のガン宣告で入院していました。②

入院して翌日朝から沢山の検査が待ち構えてました。
アイソトープ、シンチング、足の付け根の大動脈からのカテーテル検査etc.

検査結果は肝臓機能は正常、他に転移が見られないとの事、
手術日はその夜に1週間後と決まり、後の検査は大腸カメラと泌尿器科の
前立腺です、これを機会に気になる所を検査します。

私はガン宣告を受けて素人の変な予備知識は不要と思い何も調べず
”知らぬが仏”を決め込みネット検索、医者への質問は一切しませんでした。

2011年11月12日土曜日

突然のガン宣告で入院していました。①

9月末頑張って薪集めに奮闘したのか体調を崩し
10月に入り経験した事が無い痛みを右腹に、2日程布団に潜り込み
安静にしていましたが痛みが治まらず近くの病院へ

エコー検査で腫瘍が見つかり画像を持たされて紹介されたのが
厚生病院でした。

CT検査で13cmの肝臓がんが見つかり、いきなりのガン宣告でした。
平成8年に先妻をガンで亡くした2年半の抗がん剤治療を思い出し
このまま家に帰るか、と考えていると
医者がこの画像では他に転移が見られないので手術出来ると言われ
入院をお願いしました。

私の肝臓がんは右端に13cmのほぼ丸いガンです右先端が少し
飛び出しそれが痛みを引き起こした様です。
その時の痛みはぎっくり腰の痛みが右腹に来た感じです
熱は無いのに寒気と猛烈な汗がでました。
30代に脂肪肝と言われたのが一つの原因かもしれません
2年程で13cmまで育った様です、痛みが出る迄本人の自覚症状は
有りませんでした。
肝臓がんの場合すぐに肺に転移しやすく、幸い喫煙していないのが
他に転移していなかった様です。

奇しくも病院に行った日が先妻の命日と娘に告げられ
その日の夜、夢に出て来た先妻に”有り難う”と言いました。